百田直樹さん。
ベストセラー作家と評されているのに、本は全く読んだことがありませんでした。
1年位前、あるユーチューブ動画内で、百田さん本人が最高傑作と自称した「風の中のマリア」というのを知り、そんなにいいのであれば読んでみてもいかなあと、メルカリで中古本を購入しました。
ハチのお話でした。
「感動」「感動」
一気に読み進めていたことが、つまりは期待以上でした。
それからの2冊目、たまたま妹の部屋にあった「モンスター」
そういえば、ユーチューバーの「闇のくまさん」が絶賛していたことを思い出し、読むことにしました。
約500ページの長編にもかかわらずどんどん読めてしまうのです。
幼少期から容姿の醜さを馬鹿にされ続けた女性が、風俗で稼いだお金をひたすら整形に使い美女になり、恋と復讐に揺れる物語です。
女性は容姿の美醜で人生が決まるという残酷な事実を赤裸々に描いていました。
最後は、涙が出そうになるくらい、切なくて辛かったです。
男性にこの物語が描けるのは凄いなと感動しました。