風の中のマリアを読み終えて
読み始めたきっかけは、毎朝見ているユーチューブの「虎ノ門ニュース」で
この本の紹介をしていたからです。
早速、ネットで調べてみたところ
オオスズメバチの生態について書かれたものとうことがわかりました。
ただ、どうしてスズメバチの生態の本が、大絶賛されるのか、、、
そのことに非常に興味を覚え、読んでみることにしました。
こんな魅了されるとは、、、
今日読み終えて、
ハチの生態、とても勉強になりました。
ハチの一生ってたった30日程度。短いのです。
儚く過酷な一生で自然界は厳しいです。
オオスズメバチの帝国。一頭の戦士の一生。
面白かった。
登場人物が虫であることを忘れてしまいます。
戦闘シーンは躍動感があり、恋愛シーンは心揺さぶられました。
多くの虫たちがでてきて、彼らにも生があり、死がありました。
30日ほどの短い一生でも、精一杯生きた証があり、感動しました。
決してハチの生態解説本なんかではなく、
「あなたは何のために戦うのか、誰のために戦うのか。あなたの命は誰のためのものか」
著者は、永遠の0の作者、百田さん。
根底に流れるテーマは同じなんですね。